1月7日朝からは、無料宿泊所から全員退所させられますので、各福祉事務所に相談者が行きます。中村福祉事務所での相談者はかなり多くなると思われますが、支援者が手薄です。生活保護などの支援に協力していただける方は、ぜひ来てください。
(私たちふうふう言っていますので。特に朝)
簡単に状況報告などをします。
1.名古屋越冬実行委員会の活動
12月28日から西柳公園で活動を開始し、1月4日にテント・小屋を撤収しました。
1月4日からは、越冬実生活健康班・笹島診療所と名古屋市生活保障実行委員会が中村福祉事務所にくる相談者の支援をしています。
2.名古屋市の臨時相談所(12月29日と30日)受付者数と無料宿泊所入所状況
(1)相談者数と入所者数(速報値)
12/29:受付者数182人、入所予定者数158人
12/30:受付者数66人、入所予定者数53人
合計: 248名、 211名
以上は、昨年度の約6割です。
(2)なぜ、今年度の相談者数が少なかったのか(私見)
無料宿泊所入所者の聞き取り状況を名古屋市に確認して分析する必要があると思っていますが、考えられることは、
@広報が十分であったのか、マスコミ報道が控えめであったように思えるが、何故か、
(「各自治体が年末年始対策の広報を十分していない」と報道されていることとの関係は?)
@この1年間多くの派遣切り・解雇された労働者や野宿者が生活保護でアパートに入居してきたということの影響、
@政府の意向もあって少なくとも従来よりは各地(文字通り各地ではないが)で年末年始対策が意識され緊急宿泊所が準備されたこと(どの程度実施されたかはわかりませんが)、
などを考える必要があると思います。
3.1月4日〜6日の中村福祉事務所の状況
(1)1月4日〜6日の相談受付者数
@1/4:受付者数54人(うち新規相談者数26人)。
@1/5: 55人( 12人)
@1/6: 69人( 7人)
@昨年12月一日平均相談者数43人(うち新規15人)。
ただし、年末の12/25と12/28は57〜55人、新規19〜24人。
@以上から考えると、相談者数、新規者数は年末から増えている。
@1/4の新規相談者数は特に多いのは、これは年末年始の西柳公園での相談者が、14人以上(ほとんどが新規)来ているためと思われる。
(2)明日1/7日は無料宿泊所退所の日:相談者が多くなりますので、ご協力を。
年末年始に相談した人も無料宿泊所から退所してきますので、相談者が多くなります。